
小さい子でも入れられるマジックテープ式
今回作り方をご紹介するのは、裏地・マチ付きの横入れお弁当袋です。
マジックテープでとめるタイプになります。
お弁当箱を入れた時、収まりが良いように袋の入れ口を少し狭くしているので、取り出すときに落ちにくくなっています。
トリオセット(幅20.6cm × 奥行き8.2cm) を入れる時は、袋の横幅がギリギリなので傾けて入れていますが、特に問題なく子どもが自分で出来ています。
360mlのお弁当箱 + トリオセット + ランチマットが入る大きさです。




お弁当箱360ml+トリオセット+ランチマット

お弁当箱450ml+トリオセット+ランチマット

必要な道具

1:縫い針・待ち針 | 5:紙切りハサミ | 9:カッターマット |
2:目打ち | 6:布切りハサミ | 10:定規 |
3:糸切りハサミ | 7:アイロン | |
4:ロータリーカッター | 8:ミシン |
・ここでは使用した道具、あると便利な道具を紹介しています。
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必要な材料

1.表布A | 綿ポリダンガリー・ペールラベンダー 生地通販のマルイシ |
2.表布B ・C | 綿ポリダンガリー・オフ白・サーモンピンク 生地通販のマルイシ |
3.接着芯 | 100円ショップ(セリア )で購入 |
4.裏布 | 綿ポリダンガリー・アクアブルー 生地通販のマルイシ |
5.糸 | FUJIX キングスパン#60 |
6.ラメ糸 | FUJIX スパークルラメ LM101 |
7.マジックテープ | 2.5×2.5cm(硬い方) 2.5×3.5cm(柔らかい方) |
型紙 | 下記の【無料ダウンロード】をご利用ください。 |
作り始める前に
型紙の▲印の部分にノッチを入れて下さい。
作り方

表布Aの裏側に、接着芯をアイロンで貼ります。カーブ部分の縫代には貼りません。
そのままアイロンを当てるとべたべたになってしまうので、当て布かコピー用紙などを使用して下さい。
表布Aの1枚のみに、表側にマジックテープの硬い方を縫い付けます。
表布Aを中表に合わせ縫い合わせます。
ひっくり返しやすいように、カーブの部分に切り込みを入れます。
ひっくり返しアイロンで形を整え、端に押えステッチをかけます。
今回はラメ糸を使っています。
写真では分かりにくいですが、ラメステッチだけでとても可愛らしくなります☆

表布BとCを0.7cmの縫い代でつなぎあわせます。表布Bの方に縫い代を倒し、押えステッチをかけます。
色が薄い方に縫い代を倒すと透けてしまうため、濃い方に倒しています。色を変えて作る時はご注意ください。
今回は太めのストライプで作りたかったので、つなぎ合わせて一枚布にしています。
同じようなストライプにしない場合は、この作業は必要ありません。
お好きな生地で作る場合、表布B+Cは裏布と全く同じ大きさになりますので、裏布の型紙をご使用ください。

マジックテープの柔らかい方を縫い付けます。
「お弁当箱360ml + トリオセット + ランチマット」が入る大きさを想定していますが、少しお弁当箱がサイズアップしても良いように、硬い方のテープより少しだけ長くしてあります。

表布B+Cと裏布を中表に合わせ、袋の口になる部分を縫い合わせます。
ノッチで印をしておいた部分に、表布A(蓋)を挟み3パーツを一緒に縫い合わせます。
マジックテープの位置をよく確認してから縫ってください。
配置を間違えると、出来上がってから蓋が閉まらないという恐ろしい事態になります。

先ほど縫った袋口に割りアイロンをします。
返し口を開けて両脇を縫い合わせます。

両脇の縫い代を割り、表布と裏布のマチを一緒に縫います。

返し口から表にひっくり返し形を整えます。
袋口の部分をぐるりと一周、押さえステッチをかけます。
裏布を引き出し、返し口を端ミシンで閉じます。
縫い目は表に出ますが、袋の内側なのでほとんど目立ちません。
表に返し形を整えたら完成です!
無料ダウンロード
【スカラップ蓋の横入れお弁当袋】

ストライプにしない場合は、裏布の型紙をご使用ください。(裏布は表布B+Cと同じ大きさです)
その際「3/4」と「4/4」はストライプの型紙なので不要になります。
表布Aと接着芯は同じ型紙を使用しています。
表布Aを裁断した後、接着芯の型紙としてお使いください。