和雑貨に合う桜のチャーム
小さな布で作るつまみ細工は、初心者には難しそうなイメージがありましたが、1つ1つの工程は意外とシンプル!
花びらが数枚のものであれば簡単に作る事ができます。
今回は直径1.8cmの小さな桜のチャームを、ちりめんなどといった和風の生地ではなく化繊のキュプラ生地を使用して作っています。
和雑貨はもちろん普通のバックなどにも、ちょっとしたかわいい飾りになります。
必要な道具
1:目打ち | 5:ロータリーカッター | 9:ボンド |
2:ペンチ | 6:紙切りハサミ | 10:ウェットティッシュ |
3:ピンセット | 7:布切りハサミ | 11:カッターマット |
4:竹串 | 8:洗濯バサミ | 12:定規 |
・ここでは使用した道具、あると便利な道具を紹介しています。
接着にはボンドを使用しています!
つまみ細工といえば、でんぷんのりを使用して作成することが多い様ですが、
今回はボンドを使用して作っています。
というのも以前でんぷんのりを使用して作った際、一気に作らないと乾いてきてしまい大変でした。
板の上に花びらが並んだ様子は可愛らしく爽快だったのですが、一度始めたら離れられないのが難点でした。
一方ボンドは作業の区切りをつけやすく、途中で中断できる所が魅力です。
ボンドの跡が目立つ生地では少量ずつ付けるのが大変ですが、個人的にはボンドの方が作りやすかったです。
手芸道具に困ったら
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・ユザワヤ /手作りホビー材料の大型専門店。
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必要な材料
1.桜の花びら・土台 | 化繊キュプラ ・薄ピンク色 つまみ細工材料 – 鶫屋 |
2.厚紙 | 土台に使用 100円ショップ(ダイソー )で購入 |
3.フラワーペップ | 白パール フラワーペップ |
4.丸カン | ゴールド 0.6cm 貴和製作所 |
5.ボールチェーン | ゴールド 7cmにカットして使用 100円ショップ(ダイソー )で購入 |
6.ブリオン | 0.11cm ゴールド 貴和製作所 |
本格的に作られているつまみ細工の素材は、光沢のある絹織物の「羽二重」や「一越ちりめん」が多く見られますが、基本的にはどんな生地を使っても問題ないと思います。
綺麗なお花を作る為のポイント
綺麗なお花を作るには道具を綺麗にすると◎
作り方の前に綺麗なお花を作る為のポイントをまとめました。
最初に作った時「のりやボンドは乾けば透明になるから、たっぷりつけておけばいいか」とあまり考えずに作成しました。
ズボラな性格ですので道具についた汚れもそれほど気にせず、花びらができるのが楽しくどんどん作っていきました。
完成した物は遠目に見ればそれなりに出来たのですが、近くで見るとのりの跡が目立って汚く見えてしまい失敗。
そこで実際作ってからの反省点は↓
point 1 : ボンドがついたピンセットや竹串はこまめに汚れをふく!
point 2 : ボンドは少量づつ、足りない所は後から少しずつ付け足す!
point 3 : 花びらの形は1枚1枚揃える!糸くずはカット!
特にボンドの汚れをこまめにふくだけで、綺麗なお花が作れます。
今回ご紹介している作り方の写真は、ボンドも少量にビビりながら作っており、くっつきが悪かった所には少しずつ竹串で付け足しています。
使う生地によってボンドの量を調節してみてください。
特に薄い生地は跡が目立ちやすいので注意が必要です!
作り方
土台を作ります。
花びらを全部で5枚作っていきます。
●印から★印に向かって折っていきます。
「9番」の0.2cmカットは今回は高さを出したくなかったので、少しカットしています。
花びらの形を整え土台にくっつけていきます。
中央には飾りを付ける為0.2cmφほどあけています。
花びらのてっぺんに少量のボンドをつけ、桜の花びらになるようにV字にしピンセットでつまみます。
中央にフラワーペップとブリオンをつけます。
土台に穴をあけ、丸カンをつけます。
ボールチェーンを通したら完成です!
花びらがうまく並べられる案内シート
最初はなかなか花びらをうまく並べられず、いじくり回している間にボンドがついて汚くなってしまいました。
そこであらかじめ土台に分割した線を引いておくと、花びらが上手く並べられたので「案内シート」を作成しました。
土台のサイズ表も作成したのでよろしければご利用ください!
つまみ細工の土台を作る前に、花びらを接着する厚紙部分にあらかじめ鉛筆で分割の印をつけると、綺麗に並べられます。